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Noriko Tanaka + Mika Funaki, Happy Hour Project in Rotterdam 2003, Photo: Courier ?

 


“Happy Hour:00.volkstuinen”, Foundation B.A.D., Rotterdam, Holland



2004“Happy Hour:02.underground” at Minus One,Aldwych Underground Station, London



2003“Happy Hour:01.fairy tales”, Hat On Wall, London

Noriko Tanaka + Mika Funaki, Happy Hour Project in Rotterdam 2003, Photo: Courier ?
 


"Happy Hour"
- Happiness is... Ephemera

Courierは2002年に設立されたロンドンをベースとするアートプロジェクトグループで、主にコンテンポラリーアート、ニューメディア、ライブイベントなど多様なメディアによる国際的レベルでの相互的制作活動の場を企画・提供し、世界に向けて発信していくことを目的としています。私達のポリシーは、「手荷物サイズ」- 作品を移動する段階で手荷物サイズレベルの小さなスケールになりうる作品を扱うことを基本にしています。
「ハッピーアワー」はCourierの企画第一弾のアートイベントで、東京をベースに活動するアーティスト船木美佳とのコラボレーション。オン・ゴーイングのプロジェクトで、2003年9月オランダのロッテルダムから始まり、同年11月、2004年1月の2回ロンドンで行われました。
「ハッピーアワー」は、イベントに参加するオーディエンスからハッピーストーリーを集めることが目的で、ロッテルダムではインタビュー形式でビデオ記録、ロンドンでは用意したオリジナルコースターへ直接ストーリーを書き込んでもらう形をとりました。
オーディエンスはただ一方的にハッピーストーリーを提供するだけでなく、ロッテルダムではお茶/コーヒー+ビスケットと、またロンドンではCourierのアーティスト、田中紀子の“食べられる”アートピースと交換されました。
2003年夏ロッテルダムのFoundation B.A.Dでのアーティスト・イン・レジデンスの期間中、船木はオランダの都会風景を形成するもののひとつである沢山の庭が集められた場所volkstuinen(英語訳:people's garden) に興味を持ち、そこで出会った人たちと交した何気ない会話からインスパイアされ、彼らのストーリー、特にビューティフル・ストーリーを集めるプロジェクトを始めました。ストーリーが本当の話または作り話にかかわらず、お互い知らない同士が、知らない同士であるからこそシェアできる幸せな時間というものの存在があることに気付きました。
またそのvolkstuinenにはどの庭にも小さな小屋が建てられており、持ち主はその小屋の中で読書や昼寝または友達をお茶に招待するなど、それぞれ思い思いの時間を過ごします。
今回の一連の「ハッピーアワー」はそれらの小屋にヒントを得たレースでできたテントの中でハッピーストーリーを集めるプロジェクトが実行されます。移動するテントの行く先々で「ハッピーアワー」つまりハッピーなひとときがシェアされるのです。
こうして集められたハッピーストーリーは、最終的に本、写真、映像等のビジュアルでプレゼンテーションされる予定です。
日本ではロッテルダムと同じくインタビュー形式をとり、オーディエンスにはストーリーと引き換えにクリームティー(アフターヌーンティー)を楽しみながらの「ハッピーアワー」を過ごしてもらう予定です。
ハッピーアワーについての詳しい内容はCourierのウェブサイトwww.courier-art.orgをご覧下さい。
(現在英語サイトのみ。日本語サイトはComing soon!)

 

 

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