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我々N-markは1998年、新たなアートの発見を目指し、新ナゴヤ島に上陸。それ以来、独自の情報と生態系のなかで進化を遂げた多くのアーティストと遭遇した。そこで目にした彼らの作品は、新ナゴヤ島でしか出会うことのできない、未知なるアートだった!!

2016.1.8(FRI)-1.24(SUN)|名古屋市民ギャラリー矢田 3F第2−7展示室
開館時間 9時30分〜19時 休館日 12日(火)、18日(月) ※11日(月・祝)、17日(日)、24日(日)は17時まで【入場無料】
名古屋市民ギャラリー矢田|名古屋市東区大幸南一丁目1番10号 カルポート東3F TEL/052-719-0430 HP/http://www.bunka758.or.jp/scd19_top.html
主催:ファン・デ・ナゴヤ美術展2016「新ナゴヤ島」実行員会 公益財団法人名古屋市文化振興事業団 特別協力: 世界の山ちゃん 協力:佐藤小夜子 DANCE LABORATORY

[新ナゴヤ島 特別関連プログラム]

  • 新ナゴヤ島島長会議 2016/1/17(日) 時間/14:00〜15:30 進行/北山美那子 会場/新ナゴヤ島会場(市民ギャラリー矢田)
  • 新ナゴヤ島会場(市民ギャラリー矢田)にて石田達郎のパフォーマンスが開催されます。(不定期)
  • 「MATANOZOKI-またのぞき-」矢島与萌、設楽陸の2人の個展を開催します。2016/1/12(火)〜1/23(土)(予定) 会場/gallery blanka
     アーティストトーク 2016/1/16(土) 会場/gallery blanka(ゲスト/矢島与萌×設楽陸×武藤勇(N-mark・新ナゴヤ島調査団)HP/www.blanka.co.jp
    「有効理論/前川宗睦個展」 2016/1/9(土)〜1/31(日) 会場/エビスアートラボ HP/yebisu-art-labo.jimdo.com
  • 「ポートフォリオミーティング」 2016/1/23(土) 会場/アートラボあいち HP/www.artlab-aichi.com
  • 「加藤智子個展」 2016/1/8(金)〜1/30(土) 会場/N-MARK B1 HP/www.N-mark.com
  • 「技術のイメージ/イメージの技術」 2016/1/22(金)19:00~21:00 会場/長者町トランジットビル2F 講師/副田一穂氏(愛知県美術館学芸員)
  •  参加費/500円 定員/40名※都合により、イベントの内容等を変更する場合があります。最新情報はウェブサイトにてご確認ください。http://www.N-mark.com
    お問い合わせmail/ info@n-mark.com  tel/090-9933-9910(担当:武藤) 公益財団法人名古屋市文化振興事業団 tel/052-249-9387

  • 同時開催 「日本 家」4F第1展示室

ARTIST

石田達郎 |TATSUO ISHIDA


1974年 愛知県生まれ

美濃加茂Annual2015『森のオープンスタジオ』(みのかも文化の森、岐阜県美濃加茂市、2015年) 森はアトリエat鞍ヶ池公園(鞍ヶ池公園、愛知県豊田市、2014年)


《斜面の集落》︎2014年

北山美那子 |MINAKO KITAYAMA


1977年 愛知県生まれ

『MO-YA-CO展~あなたがたまらない』(文化のみち橦木館、2012) 『行為∞思考 オワリノイ マ~えこども劇場』(織部邸、2013)『感じる美術館』(愛知県美術館、2013、2014)


《anky panky pancake》︎1999年

クロノズ |KURONOZ


1964年 愛知県生まれ

メルボルン・フリンジ・フェスティバル(メルボルン市内、オーストラリア、2009年)新ナゴヤ島 (新港ピア 新・港村、2011年) 覚王山参道ミュージアム(2015年)


写真:林裕己

竹田尚史 |HISASHI TAKEDA


1976年 愛知県生まれ

あいちトリエンナーレ2013(愛知  2013)、ダブルフィクション( N-MARK B1 gallery 2013) 、美濃加茂アニュアル2015 (岐阜 美濃加茂市民ミュージアム 2015)


《double fiction》︎2014年

徳重道朗 |MICHIRO TOKUSHIGE


1971年 愛知県生まれ

空中美術館(名古屋テレビ塔 、2013 ) Spatial oblique(gallery noivoi、2014) Diamonds Always Come in Small Packages (Kunst Museum Luzern, Swissland 、2015)


《Framescape》︎2014年


森田美里 |MISATO MORITA


1991年 高知県生まれ

「くうちゅう美術館」(名古屋テレビ塔 愛知、2013)「ワンダーシード2013 」(トーキョーワンダーサイト本郷 東京、2013)個展「山をつぶす人 |森田美里(N‐MARK B1 愛知 、2014)


《山をつぶす人》︎2014年

山下拓也 |TAKUYA YAMASHITA


1985年 三重県生まれ


《TALIONの子(TALION GALLERYの壁を使って蘭陵王の彫刻を制作する。)》︎2014-2015年

鈴木優作 |YUSAKU SUZUKI


1991年 愛知県生まれ

「亀崎せこみち展2015」 (亀崎町周辺 愛知 半田、2015)「 Attack Motion」(gallery blanka 愛知 丸の内、2015) 「美濃加茂 Annual 2015」 (美濃加茂文化の森 岐阜 美濃加茂、2015)


《S.H.P in 亀崎(Smash Head Painting)》︎2015年

加藤良将 |YOSHIMASA KATO


1982年 愛知県生まれ

つくばメディアアートフェスティバル2015(茨城県つくば美術館、茨城、2015)、ファン・デ・ナゴヤ美術展2012(名古屋市民ギャラリー矢田、愛知、2012)、学生CGコンテスト(国立新美術館、東京、2010)


《mirageFlower》︎2013−2015年


MAP

この地図は我々アートリサーチ団体「N-mark」が新たなアートの可能性を求めて、アート界の秘境「新ナゴヤ島」を探検した成果である。1998年ーあいち諸島カスガイ島、神領港を出港した。その航海は数年に渡り、幾度も大きな嵐に見舞われた。帆は破れ、羅針盤はその機能を失っていた。霧が立ち込める日が幾日か続き、食料も底をつきかけたその時突然、霧が晴れ渡り我々の目の前に巨大な島が出現した。 上陸した我々が最初に出会った女性アーティストは2階建て住居を身にまとうように、2階の床から上半身を、1階の天井から下半身を出し、身体から白い液体をたらしていた。それは儀式のようなアート作品「hanky panky pancake」であった。そこには多くの原住民が集まり、そのしたたり落ちた液体を焼いて食していた。ここにはアーティストが生きるための豊かな環境があり、それを必要とする原住民が生息していることを確認することができた。この島にはアートにまつわるすべてのものが揃っている。このアートにとって豊かな秘境を我々は「新ナゴヤ島」と名づけることにした。その後も探検の中で多くのアーティストと遭遇した。しかし彼らは他のどの地域とも異なる独特な作品を創りだしていた。長い年月発見されることのなかった島の中で、アーティスト達は独自の方法で生き抜き、進化を遂げ、それぞれの生態系を築いていたのだ。 このガラパゴス化した新ナゴヤ島には、あらゆる情報が共有され均一されるグローバル時代において、唯一オリジナルの表現や個性を育む土壌がある。そこに生息するアーティスト達それぞれの物語をこの展覧会では見ることができるかもしれない。 この地図は、N-markが大きな嵐に見舞われ続けてきた時代に、霧の中でぼんやりと見た新ナゴヤ島の地図である。
※地図、地名はフィクションですが名古屋に存在するアートムーブメントを担う実在の場所に基づいて描かれています。


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