週刊「÷3」

TEXT by Maki Takemoto

竹本真紀 profile
1976
青森県八戸市に看護婦の母とバンドマンの父の間に生まれる。

1992
中学校卒業記念イラスト展 (八戸NHK)文化センター

1994
バンド「根城パラダイス」(八戸西高等学校体育館で一度限りのライブ)

1999
国立弘前大学教育学部小学校教員養成課程卒業
美術科卒業制作展(弘前大学学生会館、弘前VIVRE)

2000
ひいらぎ展 (柏高島屋ステーションモール市民ギャラリー)
美学校トンチキアートスクール入校 千葉県柏市在中


竹本真紀と松澤宥展は無事終了しました。
今回の展覧会は中ザワヒデキさんの「松澤宥は生きている」というメールをもとに、松澤宥追悼というよりは、松澤さんが生きているという前提で、その意志 を少なからずついでいる人たちの展示という形をとりました。
中には竹本とは誰だ?
なぜ松澤さんよりも名前が先にくるのですか?
というクレームも来てしまい、展覧会が果たして開催できるのか?という危機にもさらされました。
改めて松澤宥氏に様々な方が思い入れを持っていて、大事にしていらっしゃるのだということも実感しました。
今回はわたしを窓口にして初めて松澤さんを知ったという方たちもいました。
22日は午後2時22分に作曲家の石渡玲玲さん立ち会いのもと、黙祷をしました。
黙祷の後、玲玲さんが、トーイピアノで「22」という数字にこだわった音階や音数(正しく説明できていないかも)で作られた曲と中ザワヒデキさんの曲を 演奏しました。
24日の松井茂(詩人)、松井文(歌人)、田中槐(歌人)の朗読会はすてきでした。
わたしが企画したかったことの一つで夢がかなったという感じです。
便乗してわたしもわたし自身の作品をよんでしまいました。
人前で朗読なんて、小学校の本読み大会以来でしょうか。
本読みとか論文大会とか、わりと得意な分野でした。
まじめに宿題だけはやっていく子供だったので、音読も毎日やっていました。
ただ、実技系の宿題はまるでだめでした。
自分で絵をかくのは好きなのに、課題が出されるとまるでできないのでした。
詩人、歌人たちの松澤宥論もなかなか興味深いものでした。
うってかわって翌日25日はスタンダードな美術論といった感じでした。
今泉省彦氏と、伊丹裕氏には主に、美学校のエピソードを語っていただきました。
大御所を前にすっかり緊張してしまって、支離滅裂な進行役となってしまいました。
しかし、小倉正史さんの明快な松澤宥論でその場は締まったという感じでした。
評論家の方やコアな方もいらっしゃっていましたが、今回の展覧会で語られたことは非常に貴重な資料になるので、きちんとまとめた方がよいと言われました。
とてもマニアックな展示でしたが、とてもすてきな展示と、場でした。
ご来場いただいた方々、ありがとうございました。
@ちぇるる野毛http://cherurunoge.com/map.htm
次々別のアーティストでペインティングしていく予定です。
とりあえず、竹本からスタート!!

@Strange Community vol.18 atうまやの食卓〜竹本真紀を迎えて〜サンデーアフタヌーンパーティ
2007年3月11日(日)13時〜\3500(軽食+1ドリンク付き)
ナビゲート 有佳  ゲスト 美術家 竹本真紀 出演バンド等未定
うまやの食卓 (桜木町) http://www.umaya.com/

@「竹本真紀と石渡玲玲」展
3月23日〜24日、30日〜4月1日、ZAIM本館403 MA
現代音楽作曲家の石渡玲玲さんとの今までのプロジェクトの集大成と演奏があります。
演奏は30日を予定しています。
この期間はZAIM全館でZAIM在住作家がイベントや展示をするので、それに合わせて竹本真紀の作品も別ブースに展示予定です。

@竹本真紀ブログ記憶処理研究所ちょっと整理しました。
こちらも合わせてご利用ください。
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