週刊「÷3」

TEXT by Maki Takemoto

竹本真紀 profile
1976
青森県八戸市に看護婦の母とバンドマンの父の間に生まれる。

1992
中学校卒業記念イラスト展 (八戸NHK)文化センター

1994
バンド「根城パラダイス」(八戸西高等学校体育館で一度限りのライブ)

1999
国立弘前大学教育学部小学校教員養成課程卒業
美術科卒業制作展(弘前大学学生会館、弘前VIVRE)

2000
ひいらぎ展 (柏高島屋ステーションモール市民ギャラリー)
美学校トンチキアートスクール入校 千葉県柏市在中


grafと奈良さんと弘前の蕎麦屋の話で盛り上がる。
弘前の繁華街「鍛冶町」にある蕎麦屋だが、わたしが学生の間三年ほどアルバイトでお世話になったところだ。
メニューはシンプルだが、おいしい。わたしがアルバイトしていた頃は女性しか働いていなかったが、久しぶりに弘前へ行ったときは男の子も働いていた。
人気メニューは中華そばとカレーなんばんそば。奈良さんたちはどちらも召し上がっていた。
飲んだ後に食べに行くお蕎麦屋さんで営業時間は夜。18時頃からはクラブやスナックに出前にまわる。ビルとビルの繋ぎめをぬって歩いたり、変なエレベーターに乗ったりしながら出前に行く。
場所のわからないお店は呼び込みのおじさんにきく。そのうちにいろんな人と顔見知りになって、「今日は人入ってるかい?」などと声をかけられたりする。
お客様もいろんな人が来て、アットホームなお店だ。青森を出てもたまに食べたいと思う。
その蕎麦屋へ行く途中に奈良さんがよく展示している吉井酒造庫があった。そこを通らなくても蕎麦屋へ行けたのに、わざわざその前を遠回りしていった。
当時は廃墟になっていて立入禁止だった。その場所が好きだった。
奈良さんも小さい頃から好きだったと何かで読んだ。今は公園ができているらしい。
奈良さんと弘前大学の学生寮の話でも盛り上がった。わたしは寮長をしていたので、ストームという行事があったと言った。
弘前大学式自己紹介「出身」をした後酒を飲み干し、水を寮の1Fから5Fから水がふってきてそれをかぶる。終了後手紙つきおかしが降ってくる。
学生運動の名残のようなものが時代とミスマッチなまま残っていた。
grafは来年の奈良展に向けてまだ寒い3月から弘前で仕込みが始まるとのこと。作業着でぜひ!と誘っていただいた。
弘前は第二の古里。

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