週刊「÷3」

TEXT by Maki Takemoto

竹本真紀 profile
1976
青森県八戸市に看護婦の母とバンドマンの父の間に生まれる。

1992
中学校卒業記念イラスト展 (八戸NHK)文化センター

1994
バンド「根城パラダイス」(八戸西高等学校体育館で一度限りのライブ)

1999
国立弘前大学教育学部小学校教員養成課程卒業
美術科卒業制作展(弘前大学学生会館、弘前VIVRE)

2000
ひいらぎ展 (柏高島屋ステーションモール市民ギャラリー)
美学校トンチキアートスクール入校 千葉県柏市在中


 改めて、あけましておめでとうございます。個展が間近にせまり、お正月ののんびりを後悔している今日この頃です。
 人と人は普段あいさつしたり、すれ違ったりしていたりしていると、記号のようにみえてきますが、あるとき一人一人と真正面から話してみると様々な発見 や、その人の人生をかいま見ることがあります。特に底から這い上がった人の話はすごい。覚悟ができている。億単位の借金を死ぬ気で返した人の話など聞くと自分はまだまだ幸せだなと思います。以前に事業がうまくいかなくなったらいつでも死ぬ覚悟だという社長さんがいるというお話をきいたことがあります。まさに自営業の人はそんな感じでしょう。
 先日、事業がうまくいかなかったらいつでも死ねるという同い年の人間に会いました。わたしは美術をやると決めた時にかたぎの人間ではいられなくなるだろうことの覚悟はできました。しかし、美術がうまくいかなくなったら死ぬほどの覚悟はしたことがないかもしれません。学生の頃はいい加減なことをしていると「死ね!」と先生に言われたものですが。
 死ぬ覚悟はないですが、何があっても自分の美術を守ろうとは思っています。というか、わたしは死のうとしたときに美術があったから死ねなかったので、わたしが美術をやめるときはわたしが死ぬときだと思ってます。
 新年早々死ぬとかしなないとか言ってますが、今年も昨年にも増して死ぬ気で頑張ります!

@竹本真紀個展
平成17年1月17日(月)〜22日(土)
午前11時半〜午後7時(最終日午後4時まで)
銀座 小野画廊

@東京都西荻窪のニヒル牛http://members3.jcom.home.ne.jp/nihirugyu1/で、記憶処理研究所、クライアント の未処理記憶サンプルを100円で販売中!その他、カンバッチ、ポストカードも販売中です!

@横浜Bank ARTでの展覧会(詳細が決まりしだいお知らせします。)
2005年2月18日(金)〜3月15日(火)


個展のDMです!

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