CHEESE&WINE

TEXT by noda@N-mark


3/2カフェカトルにて

今回の「OPEN MEETING」はほとんど抜き打ちで開催されました。何故急に開催されることになったかというと、東京から日本のコンテンポラリーアートをインターナショナルに発信する「a href="http://www.ki-magazine.com"target="_new">Ki-magazine」を発行しようとしているジョン・ベイツ氏が名古屋へリサーチに訪れたからである。私、武藤氏、N-markの国際部門(?)原田さんと、ジョン氏の案内役、嘉藤笑子さん(かとうえみこさんと聞いてピンとこなかったのですが、名刺でこの字を見てartscapeやなんかによく書いている人だ。って気づきました。この嘉と笑は音だけ聞いてもでてきませんもんね。)、@ポートに参加してくれている名古屋大学の学生さんなど、抜き打ちのわりには前回よりも多い参加者で、セントラルタワーズ12階のカフェカトルで開催されました。 いつもは私と武藤氏があーでもない、こーでもないって話しながら展開されるのですが、今回はジョン氏に取材されるというか、N-markのことをプレゼンテーションしているといった感じでした。何故だかそういうスタンスになるとN-markの二人は口数が減ってしまい、大枠は原田さんが説明をしてくれました。ま、その方が客観的に分析されて的確だったかもしれません。なぜなら必ずしもN-markの二人の考え方は一致していないからです。二人が喋って混乱させてしまうよりも正解だったでしょう。Ki-magazineは未だに海外における日本の認識のされかたがジャポニズムだったり古典的、伝統芸術の域を脱していないことを指摘し、リアルな日本のアートシーンを紹介するメディアになるそうです。また、既存のアート雑誌などではフォローできてなかったり、表現できていないものを、インターナショナル(ここが重要だと思います。つまり国際的流通)に発信するそうです。昨今大手出版社の美術系雑誌の批判を良く耳にします。そういう人達こそが何か新しいコトを起こせばいいのにって思っていたのですが、まさか外国人の方がやってくれるとは。夏頃にはプレリリースとして「mini-ki」が発行されるそうです。

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