COOKIE & TEA

第1回 開催未定
|
| 私たちはいかなる機会に、いかなる形でアートと接しているでしょう?日常生活においては、街角に設置されたパブリックアート、あらゆるメディアに登場しているのもの・・・日常という無意識下での経験。
または、美術館やギャラリーへ展覧会を観に出かける。作家や美術評論家など、アートに関わる人間の話を聞きに出かけたり、彼らが書いた文献を読んだりする。自ら作品を作る。これらは自ら意識的にアートと接する経験である。この意識的経験には作品を媒介とした3種類の人物が存在する。「作家」「鑑賞者」「評論家(作家以外でアートに関わるプロフェッショナル)」ここで問題にしたいのはアートの世界においては「作家」「鑑賞者」「評論家(作家以外でアートに関わるプロフェッショナル)」この三者の境界が曖昧であるということである。「鑑賞者」「評論家(作家以外でアートに関わるプロフェッショナル)」がイコールであることはかまわないのであるが、「作家」と「鑑賞者」イコールであることがあまりにも多すぎるのである。よく市民にオープンなアートイベントと銘打ってイベントが開催されるが、出かけてみると「作家=鑑賞者」ばかりなのである。真の「鑑賞者」が少ないというのも問題ではあるが、美術館やギャラリー、展覧会など、アート的な文言を連想させる場所や企画では本当の意味でのオープンを実現できないのである。最近では「アーティスト・イン・レジデンス」や「オープン・スタジオ」など、「市民にオープン」な企画は催されるが、それでさえ本当に目的が達成されているかは疑問である。
今回N-markが企画する「クッキーと紅茶」は一般市民に対してゲリラ的に開催されます。内容は展覧会やオープンスタジオなどではなく、「作家」がそこに(会場)偶然居合わせた人を招き入れ、クッキーとお茶でおもてなしするというものです。そこでは、「作家」との楽しい会話や、「作品」との出会いが期待されます。
|