APPLE
N-mark collection2000

名古屋港の倉庫群で
開催予定の展覧会

2000/10/10 〜 10/15

アーティスト
澤登恭子SWANOBORI Kyoko (Tokyo)
木村崇人KIMURA Takahito (Tokyo)
北山美那子KITAYAMA Minako (Nagoya)
高平真帆 TAKAHIRA Maho (Fukuoka)
佐藤優 SATO Yu
(Tokyo)
溝口康彦 MIZOGUCHI Yasuhiko (Nagoya)
小川良子 OGAWA Ryoko
(Nagoya)

 

ビデオプログラム

 

りんごが落ちるまで。

'00.7.8(sat)21:00  ※3 Open Meeting in Towers
N-markがスペースを手放して半年ぐらいしてからのことだった。JR名古屋駅セントラルタワーズ15階(名古屋を展望できるところ)に集合し第一回目のオープンミーティングが開催された。街でゲリラ的にミーティングをすることが目的だった。集まったのは10数人だったが、中にはN-markを知らない若いアート志望者もいた。そのころはまだ展覧「APPLE」はタイトルも参加者も決まっていなかったがおおまかな主旨と、展覧会規模(参加人数、予算)、日程などが発表された。それからN-markやN-mark Web(N-mark.com)の運営についてもはなされた。そこに「あつまった時」に「集まった人」がN-markを運営する。そんな事を実現してみた。

'00.7.30(sun)13:00
※4 Open Meeting 2 Open Summit in Kaisho forest Open Meeting 2
は、2005年国際博覧会予定地「海上(かいしょ)の森」で行われた。このプロジェクトは ※5 Edge 〜森とアートをめぐる対話〜という他のグループが進めているプロジェクトに便乗するようにして行った。僕らは国際博覧会に対して今のところ賛成派でも反対派でもないが、それによって、残るか、無くなるか、もしくはとてつもなく変化してしまうのかも解らない場所で、僕らは僕らの考えるアートをめぐる対話をし、それらの記録と文化を残していこうと考え実行した。もしそれらの記録と文化を残すことができるとしたら、それによってあとから検証されることがその後になにか冷静に評価される。僕らにできることは多分それぐらいだろう。
 そんなプロジェクト上でミーティングは進められた。今回はサミットバスなども用意し、名古屋駅などの最寄りの駅からミーティング会場までの交通も手配した。東京や横浜からもサミット参加に何人か駆けつけてくれた。ホームページを見ましたといって来てくれた人もいた。ミーティング会場は名古屋から車で約1時間、車をおいて舗装されていない路(獣道ののようなところも突き進みながら)を歩き約1時間30分ぐらいのところ、サミットというだけあってやはりJRセントラルタワーズもうっすらと見えるような名古屋市を一望できる山頂で行われた。今までに見たことのない様なすがすがしいミーティング会場というシシチュエーションに、山頂では持ってきたクッキーと紅茶がセットされサミットが開催された。

この時もまだ「APPLE」に参加の予定が決まっていたのは7人中2・3人だった。その内のスペシャルゲストとして東京から駆けつけてくれた澤登氏と地元に在中の北山氏も参加してくれた。
  ミーティング内容は、前の週に東京にアーティストリサーチにいった報告また「とんちきアートクラス」などで公募など行った際の報告をした、また集まってくれた若い地元アーティストからゲストアーティストへの興味と質問とがかなり白熱した。自分が山頂にいることを殆どの人が忘れていたかもしてない。不思議な空間だった。

このミーティングの特徴は肉体面でもかなりハードなものであったが登山、下山中にも、自然にアーティスト同士が紹介し合い、ディスカッションや交流が行われるということにあった。 その後は野田氏とメールの交換を1日1回と義務づけ、深夜のファミレスミーティングを週に2回ずつ行い、綿密なミーティングを繰り返しながらDMや、チラシ、プレスリリースの制作なども行い、ようやく「展覧会」リンゴを落とす調整・準備が整ってきた。

 

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